2013年3月20日水曜日

「ライフ・オブ・パイ / トラと漂流した227日」

少し前ですが、「ライフ・オブ・パイ / トラと漂流した227日」

観てきました。

単純なサバイバル映画かな〜って思っていたのですが

宗教的、哲学的に考えさせられる深ーいお話でした。

映像が素晴らしいのはもちろん、すごく綺麗で残酷なストーリー。

ベジタリアンだった少年パイが生きるためにしなきゃいけなかったこと。

生きるための本能や欲求を受け入れるために彼がしたこと。

最後の最後で驚かされました。

よくよくよく考えて、ヒョエ〜って。

そのラストをふまえて、もう一度観たい。


映画の結末近く、大人になった主人公が言うセリフ。

「生きるというのは、常に手離していくこと。
でも本当に悲しいのは、別れをいえないことだ」

こちらも心に残りました。

悔いが残らないように、伝えたいことは言わないと。


好き嫌いもあるかと思いますが、映像も美しいのでお勧めです。


しかし最近は怖い夢ばかりみる。
(それだけたくさん寝てるということですかね)

高いところから何度も落ちたり、追いかけられたりする夢が

私の頭の中で繰り返し上映されてます。結構疲れる。。。

起きて「ああ、良かった、夢だった〜」と

ほっとするのが、このところ1番の幸せになりつつあります。